覚源上人 (かくげんしょうにん)

覚源上人 (かくげんしょうにん)

覚源上人(かくげんしょうにん)

覚源上人 (かくげんしょうにん)は日光の歴史に中でも抱えない人物の一人です。
「まんが日本昔話」という人気番組に載ったお坊さんです。しかも、その体験が普通ではちょっとできない「地獄めぐり」というものです。しかも、地獄で閻魔大王にあって頼まれごとまでされちゃいます。
覚源上人 は日光に実在したお坊さんで、お墓も日光の寂光の滝の近くにあり、1950年代に発見されました。

覚源上人 のあった閻魔大王とは

閻魔(えんま)大王とは、地獄を取り締まり、冥界(めいかい)の王様として死者の生前の罪を裁く神様です。
閻魔大王の法廷には死者の生前の善悪の行為を残らず映し出す鏡があるので、いかに言い訳しようと一切受け付けないそうです。しかも、左右には地獄の書記官が控えていて閻魔大王の厳しい判決も漏らさず書き留めて処刑しています。絶対に出廷したくない法廷です。

覚源上人 のいらした時代

覚源上人 が地獄を寂光寺で修業に励み、閻魔大王に呼ばれて地獄見学ツアーにいたのはだいたい、1469年から1487年の頃のことらしいです。1487年は9代将軍、足利義尚(あしががよしひさ)が六角氏を打つために出陣した年で事実上の戦国時代への幕開けの時でした。足利義尚自身はその2年後の1489年に陣中で亡くなっています。満23年、享年25歳のことでした。
覚源上人 が登場する日本昔話の「むかしむかし」もそんな時代背景です。

覚源上人 の地獄見学ツアー

覚源上人 が日光の「寂光寺」で修業しているうちに17日間もの間、仮死状態になってしまいました。 覚源上人 はその間、地獄の大王、閻魔さまに呼ばれて地獄の中を見学していました。閻魔さまの法廷では、あるものは鉄の棒で500年間打たれ続ける処刑、またある者は針の山に石を抱いて座り続ける刑、焼けた鉄の縄で1000年の間、縛り続ける刑などを言い渡されていました。

覚源上人 が頼まれたこと

覚源上人 は閻魔大王から、「そなたはここに来るべき人間ではなく、地獄に落ちるとどんなに大変な事が待っているかを娑婆に人間に伝えてほしい。それで、おのお札を持って念仏を唱えて、できるだけ地獄に来ないようにしてもらいたい」と頼まれました。

覚源上人 が閻魔大王から頂いたお札

覚源上人 が17日間の仮死状態から意識が戻ると、手には一枚のお札が入っていました。それこと、閻魔大王から頂いたお札でした。閻魔大王は、そのお札を持って、念仏を唱えれば地獄で苦しんでいる人も救われるし、地獄に来ないようにできるだろうって言って 覚源上人 にお札を渡したそうです。そのお札には49個の穴が空いているそうです。「釘念仏札(くぎねんぶつふだ)」と言って、寂光寺で配られたそうです。
寂光寺は明治政府の「神仏分離」で廃寺になっていまいましたが、現在では輪王寺でいただけるそうです。

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