眠り猫

眠り猫

眠り猫


眠り猫 の先には徳川家康公が眠る霊廟「奥宮」があります。とすると、 眠り猫 は徳川家康公の霊廟の守り神なのでしょうか?
作者は「左甚五郎」だと、伝えられています。
伝説的な人物だったようで、「左」というのも「左きき」だったからそれから呼ばれた性だそうです。実際に東照宮の 眠り猫 の修繕の時の調査で左ききの人間が彫ったものという診断が出ているそうです。

眠り猫 は奥宮を守っています~眠り猫 の裏側


この彫刻の裏側に雀の彫刻があり、「猫がのんびり眠っていられるほど平和の世の中なので、スズメも安心していられる」という平和を表しているとも言われています。
徳川政権が長き、徳川幕府のもとでの天下泰平を祈って彫られたものだと言われています。

眠り猫 は本当に寝ているか?


猫を飼ったことのある人なら疑問に思うでしょうが、「 眠り猫 」と言いながらも、体勢的にあの猫ちゃんは寝ていないのでは?っという疑問を持つでしょう。前足に力が入って構えている体勢で、眼だけつむっているような印象です。

眠り猫 は実は寝ているのではなくて、目をつむっているだけで、いつでも戦闘態勢に入れるよっていう、徳川幕府のメッセージではないでしょうか?だから、裏側もスズメも猫は承知して遊ばせているだけにすぎないということです。

また、牡丹花下眠猫児(ぼたんかかすいびょうじ)という禅問答があり、これは、「ボタンの花の下で寝ている猫の子が、人の気配で起きて逃げてしまった。この猫は寝ていたのか、それとも寝ているふりをしているだけなのか」という禅問答をあらわしたという説もあります。

なぜ眠り猫が奥宮を守っているのか?


日光東照宮は「霊獣ワンダーランド」というくらい、霊獣だらけです。そして、主要な入口の門にはもし生きている霊獣に出会ってしまったら、かなり怖いと思う強面(こわもて)の霊獣たちを配置して警備しています。唐門の門番をしている「恙(つつが)」などは、飛んでいかないように金具でとめられたりしてまで、護衛にあたっているのに、徳川家康公の霊廟の守りは「 眠り猫 」なのでしょう。

眠り猫 はネズミ一匹、見逃さない


大事な奥宮へは、たとえネズミといえども一匹も通さないとい気持ちの表れが 眠り猫 の彫刻になったでしょうか。

眠り猫 は9つの魂がある


眠り猫 に限らず、「猫には9つの魂がある」と言われています。だから、猫は本当に死ぬためには9回しななくてはならないのです。ハリーポッターの天敵、ボルデモートは自分が不死身になるために「分霊箱」というものを作り、そこに自分の魂の一部をいれて、万が一の時に備えておきました。だから、ハリーポッターはボルデモートを倒す前にすべての分霊箱を破壊する必要があり、破壊した後にボルデモート自身を倒しました。それで、やっと魔法界に真の平和がやってきたのです。その時の分霊箱は7つでした。猫ちゃんの魂はそれよりもさらに多くて9つです。

眠り猫 が家康公の霊廟の守り神なのです。


強面の霊獣たちが主要な門の警備をしていますが、肝心な神君家康公の霊廟の入口は魂が9つある「 眠り猫 」が守っているわけです。しかも、目をつむって!!