日光社参

日光社参

日光社参 の目的


日光社参 には莫大な経費がかかります。
ですが、あえて莫大な経費をかけてでて行うには意味があります。それは

  1. 軍事演習

  2. 徳川将軍家の権力のアピール


という大きな目的がありました。
お供をする大名や旗本などもかなりに人数のお供を連れて行きました。特に、家光時代は軍事演習も兼ねていたのでしょう。さすがに家綱の時代になると、そのような目的は大分薄れましたが、今度は家綱公の権力をアピールする目的が多かったので、人数は多ければ多いほどよかったのでしょう。家綱公の時は、先頭の部隊が日光に到着したのに最後尾の部隊はまだ江戸城を出発していないというくらい大規模だったそうです。
ですから、幕府もどんどん、財政が苦しくなってしまったので、家綱公が行ってからは8代将軍吉宗まで、社参は行われませんでした。

日光社参 と百物揃え


先頭が日光に到着しているので、まだ一番最後の部隊が江戸城を出発していないという4代将軍家綱公の「日光社参」とはどんな行列だったのでしょう。残念ながらタイムマシンがないのでわかりません。
日光東照宮の春と秋の例大祭で百物揃え、千人武者行列という「神君家康公の日光入りを再現した」お祭りがあります。その時はみな、当時の武士の格好をして行列するので、その時に想像の翼を広げてみると徳川将軍の「日光社参」もタイムマシンに乗ったように目の前にその光景が浮かんでくるのではないでしょうか。
日光東照宮の春と秋の例大祭は毎年、5月と10月の、年に2回行われます。