三仏堂

三仏堂

三仏堂(さんぶつどう)

三仏堂 とは三体の本地仏(ほんじぶつ)を祀っているので、「 三仏堂 」と言います。 三仏堂 に祀られているのは、千手観音、阿弥陀如、来馬頭観音の3仏です。

三仏堂 前の黒門

三仏堂 や宝物殿の入る所の門です。柱から瓦まで、すべて黒で統一されているので、「黒門」と言います。

三仏堂 の仏様

日光は高い山々に神が宿るという山岳信仰の聖地で、寺院などもその影響を受けて作られています。

  • 男体山(父)は大己貴命(オオナムチ命)(出雲大社で有名な大国主命(オオクニヌシ命)の別名です)で、千手観音(せんじゅかんのん)。
  • 女峯山(母)は田心姫命(タゴリヒメ命)で阿弥陀如来(あみだにょらい)。
  • 太郎山(子)は味耜高彦根命(アジスキタカヒコネ命)で馬頭観音。

三仏堂 と明治天皇

明治の「神仏分離令」のとき、 三仏堂 は今の二荒山神社社務所の位置にありました。そこで、解体して、今の場所に運んで再建する予定でしたが、当時の輪王寺は財政的に苦しくて解体して運んだままにしていました。そして、それを聞いて嘆いた明治天皇の思し召しによって再建できたそうです。

三仏堂 の行事―強飯式(ごうはんしき)

三仏堂 では毎年4月2日、「強飯式(ごうはんしき)」という、珍しい行事が執り行われます。
非常に珍しい行事で、全国でも日光だけ、というより、「 三仏堂 」だけで行われます。修験者僧の姿をした強飯人が強飯頂戴人にお椀に山盛りのご飯を無理やり食べろと強いる「強飯頂戴の儀」は家運長久、商売繁盛などのご利益があるそうです。

日本のしきたりを書いているサイトにも「強飯式」の話題を取り上げてみました。

三仏堂 の行事―延年の舞

三仏堂 の二つ目の珍しい行事は「延年の舞」と言って、慈覚大使(円仁)が伝えたもので、1000年以上の歴史があります。天下泰平・国土安穏・延年長寿を願って、日光山のすべての神様、仏様に奉納される舞で、「神仏習合」の代表的なものです。
毎年、5月17日に行われるそうです。

三仏堂 の天空回廊(てんくうかいろう)

三仏堂 を覆う素屋根があり、最上階は天空回廊となっています

三仏堂 を覆う素屋根があり、最上階は天空回廊となっています

三仏堂 は平成32年までの予定で大改修に入っています。 三仏堂 をすっぽり、覆ってしまって修繕工事に入ります。 三仏堂 を覆う素屋根(すやね)ができたおかげで、最上部に特設の「展望通路」ができました。
普段見られない景色、修繕の様子をなどを見ることができます。

*
*
* (公開されません)