三神庫

三神庫

三神庫(さんしんこ)は神様のお道具箱です。

日光東照宮の表門を抜けて、右側に下神庫があります。
日光東照宮の表門を抜けて、右側に下神庫があります。

三神庫 は表門(仁王門)を抜けるとすぐ目の前に入っていきます。三神庫 は上神庫、中神庫、下神庫という、3つの建物からなっています。仁王門の正面辺りが下神庫、そしてその隣が中神庫、ちょうど、「神厩舎」の前くらいに位置するのが上神庫です。

三神庫 は「庫」という文字が使われているだけあって、神様のお道具を入れる倉庫です。三神庫 には東照宮の春季・秋季例大祭に使われる道具や装束を保管しています。

三神庫 の作り

日光東照宮の表門を抜けると、真正面にあるのは中神庫です。
日光東照宮の表門を抜けると、真正面にあるのは中神庫です。

三神庫 の作りはその役割が「倉庫」なので、通気性がよい「校倉造り(あぜくらづくり)」となっています。校倉造りで代表的なものは「正倉院」です。正倉院も平安時代からずっと、倉庫としての役割がありました。また、北米で多くみられる「ログハウス」は丸太を使用していますが、工法としては「校倉造り」と同じです。

三神庫 には階級があります。

三神庫 の中でも上神庫は一番重要なご神宝をしまっておくところです。
中神庫や下神庫には千人武者行列や東照宮のお祭りに使う道具などがしまってあります。

三神庫 は入れますか?

三神庫 は神様のお道具をしまっておくところなので、中に入ったりすることはできませんが、春・秋のお祭りの1週間くらい前からは準備のために扉を開けているので中をのぞくことはできます。
ですが、「倉庫」とはいえないほど立派な建物です。また、最近、修繕が終わったばかりなので、建築当初のまばゆいばかりの黄金に光り輝いています。

三神庫 の中の想像の「象」

上神庫の側面には2匹の象の彫刻があり、狩野探幽の作だそうです。象の絵といっても当時の日本には象はいなかったので「想像の象」だそうです。狩野探幽が人から聞いたり、文献を読んだりして想像した「象」なので、実際の「象」とは違いますが、見たことがない人が作ったと思うと意外とリアルな感じはします。
また、東照宮の彫刻は、ほとんどは想像上の動物です。
想像上の動物は「霊獣」といって、神秘的な力を持つと考えられていて東照宮には様々な霊獣が出てきます。

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