神厩舎

神厩舎

神厩舎(しんきゅうしゃ)

神厩舎(しんきゅうしゃ)と言っても、ほとんどの人はピンときませんが、「 見ざる、言わざる、聞かざる 」はみんな知っていますよね。
悪い事は「見ない・言わない・聞かない」という教えを表している有名なお猿さん達です。

「 見ざる、言わざる、聞かざる 」 で有名な神厩舎は馬小屋です。

見ざる、言わざる、聞かざる の三猿は神馬のいる厩舎の壁面の彫刻です。

神様に使える聖なる馬です。
ニュージーランドから来たそうです。

神厩舎(しんきゅうしゃ)というは、神様にお仕えする「神馬(しんめ)」の勤務場所です。馬は神様の乗り物だったのです。日光東照宮の神馬(しんめ)は勤務時間が午前10時から12時までで、お天気の悪い日はお休みです。(勤務条件最高ですね)

「 見ざる、言わざる、聞かざる 」 は猿の一生をモチーフにしています。

その厩舎の壁に猿の一生をモチーフにして人に行き方を教える木の彫刻が施されていて、「三猿」以外にも母親の猿など様々な場面の猿が登場します。

なぜ「 見ざる、言わざる、聞かざる 」なのか?

それは、猿は、馬の病気を治したり、馬の世話をするとして、猿は馬の守り神だったからだそうです。だから、神社では馬を飼っているのですが、やはり馬を飼えばそれだけ費用もかかるので、本物の馬を「神馬」として飼っている神社は日本でも数少なく、日光東照宮クラスの大きな神社に限られます。
また、木造の「神馬」をおいてある神社もあります。神奈川県の寒川神社の神馬舎の中には猿にひかれた「神馬」の彫刻が納められています。

「 見ざる言わざる聞かざる 」のストーリー

  1. 母猿が子猿の今後の人生を見つめている様子。
  2. 子供の時に悪い事は「見ない・言わない・聞かない」という教訓を身につける。
  3. これから独り立ちしようとしている猿。
  4. 青い雲が「青雲の志」を暗示して空を見上げている猿。
  5. 失敗して崖っぷちに立つときもあるけれど、支えてくれる仲間や身内がいると教えている。
  6. 恋に悩むお猿さん
  7. これから人生の荒波に出て行こうとする新婚のカップル
  8. 身ごもった母猿

日本だけではない「見ざる、言わざる、聞かざる」

「 見ざる、言わざる、聞かざる 」のストーリーは仏教の教えがベースにあるので、インドやネパールには三猿の置物が「お土産」として売られているそうです。悪い事を「見ざる、言わざる、聞かざる」の教えは仏教にだけでなくキリスト教でも教えの基本的概念になっているらしく、ヨーロッパやアメリカにも「 見ざる、言わざる、聞かざる 」の三猿の置物はお土産物屋さんにあります。

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