日光東照宮の 神馬

日光東照宮の 神馬

神馬 とは

見ざる、言わざる、聞かざる の三猿は神馬のいる厩舎の壁面の彫刻です。
神様に使える聖なる馬です。
ニュージーランドから来たそうです。

神社には「馬」はつきものだそうです。今でも神社にお酒、お米などを奉納するように、むかしは「馬」を奉納したそうです。
車が発明されるまでは「馬」は移動手段として大事なものだったので、お金のある人は神社に馬を奉納したことでしょう。
神様がお乗りになる馬のことで大きな神社では「神厩舎」という神馬がくらす建物があります。馬の種類に決まりはなく東照宮の神馬は「ニュージーランド産」のお馬さんだそうです。

神馬から絵馬へ

生きている馬の代わりに木像の神馬を置いている神社もたくさんあります。
生きている馬の代わりに木像の神馬を置いている神社もたくさんあります。

奉納された馬は無償でも生きた馬を世話するには、やはり経費がかかります。ですから、よほど大きな神社でないと本物の馬をおいてある神社はなく、木像の馬を置いてある神社も少なくありません。
頂く側と送る側の利害が一致してだんだんと「生きた馬」の奉納から「絵馬」の奉納になったようです。

神馬 とお猿さんの関係

猿は馬を世話したり、病気を治したりする守り神として中国から伝来したそうです。なので、むかしは馬を猿が一緒の小屋で飼育されていたこともあったそうです。日光東照宮の「神厩舎」の壁面には猿のストーリーが彫刻されているのも、猿が馬の守り神であるからです。日光東照宮だけでなく、神奈川県の寒川神社には木像の馬と木像の猿があり、猿が馬の手綱を持っています。

日光東照宮の神厩舎

日光東照宮の表門を抜け、道なりに左に進むと「神厩舎(しんきゅうしゃ)」があります。「見ざる・言わざる・聞かざる」で有名な「猿の彫刻」がある前に人がいつも集まっているので、すぐにわかります。
また、雨の降っていない日の午前中は「 神馬 」が神厩舎にいます。ニュージーランドで生まれたお馬さんは日光東照宮で神様の乗り物になるなんて、思っていなかったことでしょう。

神馬 の役割

神馬 は「神厩舎」に勤務するだけでなく、毎年、5月17・18日に行われる「春季例大祭」で行わる「百物揃千人行列」で、先頭を3匹の「神馬」が先導します。続いて、神様の乗り物「神輿」(徳川家康公、源頼朝公、豊臣秀吉公の乗り物)が続くそうです。
例大祭は毎年、5月17・18日なので、一度見たいと思います。

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