神與舎

日光東照宮の神輿舎にはお神輿が3基あって、中央が徳川家康公、向かって左側が源頼朝、右側が豊臣秀吉のお神輿だということです。
例大祭は神社ではとても大事な行事です。特に日光東照宮の春の例大祭は徳川家康公が久能山から日光に移ってくる様子を再現しているので、見どころ満載です。

神輿舎

陽明門を入ると左側に「神輿舎(しんよしゃ)」という3基の御神輿(おみこし)が納められている建物があります。御神輿(おみこし)は神様の乗り物です。神與舎(しんよしゃ)は 御神輿 を保管する建物です。

どの神様の 御神輿 ですか?

神社では通常、複数の神様を祀っていて、その中で主たる神様、それ以外の神様に分けるそうです。そこで、それぞれの神様はご自分の 御神輿 を持っていらっしゃいます。

  • 中央の 御神輿 が主祭神である徳川家康公の 御神輿
  • 右側の 御神輿 は配祀神である豊臣秀吉公
  • 左側は配祀神である源頼朝卿の 御神輿 だそうです。

なぜ、豊臣秀吉公の 御神輿 が?

源頼朝の 御神輿 があるのは、家康公が征夷大将軍を拝命するには源氏性を名乗る必要があったので、源頼朝の 御神輿 が東照宮にあるのは不思議ではないのですが、問題は豊臣秀吉の 御神輿 がなぜ、東照宮のあるのでしょうか?

自分で滅ぼした相手を神様として東照宮の中に祀る?

よくわかりません。
ただし、秀吉の 御神輿 が納められたのは明治になってからだそうです。ですから、もしかしたら、もっともっと徳川家の御代が続くはず(徳川家康公が最初に築いた時はずーっと徳川家の支配が続くはずでした。)だったのに15代で終わってしまったので秀吉があの世から何かしらのパワーを送ってきたのではないかと考えて、これ以上たたられないようにするために東照宮の中に豊臣秀吉公も神様として祀ったのではないでしょうか…

御神輿 はいつ使うの?

御神輿 は毎年、5月17日・18日に行われる春季例大祭で行われる百物揃千人行列~正式には神與渡御祭(しんよとぎょさい)で使われます。春は3基の 御神輿 が勢ぞろいしますが、秋に行われる秋季祭は徳川家康公の 御神輿 だけです。

千人武者行列というのは徳川家康公のご神体が静岡県久能山から日光に入った時の行列の様子を再現したものです。日光東照宮で最も大きな行事で「流鏑馬神事」などもあります。

御神輿 をいれる神與舎(しんよしゃ)に天女の絵があります。

神輿舎(しんよしゃ)の天井には天女の絵が描かれています。天女の絵では日本一の美人だそうです。春のお祭りの時に御神輿が3基、すべていなくなってから、天女の絵の下で手をたたくと、「鳴き竜」の時と同じような現象がおこります。こちらは「天女のささやき」というそうです。一度、聞いてみたいですね。

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