鐘楼 と鼓楼

鐘楼 と鼓楼

日光東照宮の時を告げていた鐘楼と鼓楼


陽明門の手前にある櫓(やぐら)のような二つの建物、向かって右側が 鐘楼 、左側が鼓楼です。読んで字のごとく、 鐘楼 には鐘(かね)が納められていて、鼓楼には太鼓が納められています。

鐘楼 (しょうろう)とは


鐘楼(しょうろう)とは釣鐘をつるして時間をつげる施設で、英語ではBell Towerといって、全世界的にあります。イタリアの古都、フィレンツェのジョットの 鐘楼 など、有名な 鐘楼 が世界中に存在しています。

鼓楼(ころう)とは


鼓楼(ころう)は中国や日本など太鼓のある地域でやはり、時間をつげるとか緊急時を知らせるための施設として発展しました。

日光東照宮の 鐘楼 (しょうろう)と鼓楼(ころう)


鐘楼 しょうろう)と鼓楼(ころう)はそれぞれ単体で設置されることもあれば、日光東照宮のように一対で設置されることもあります。一対で設置される場合、基本的にはその構造、大きさなどあまり変わりないようにつくられました。だから、一見すると同じ建物のように見えますが、細部が微妙に違います。
かつては実際に使っていたそうで、日光東照宮の祭礼は鼓楼の太鼓の音に始まり、 鐘楼 の鐘の音で終わったということです。一度聞いてみたいものです。

鐘楼 の彫刻


日光東照宮の 鐘楼 には「鶴・龍・飛竜・麒麟」などの彫刻が合計78か所あります。

鼓楼の彫刻


日光東照宮の鼓楼には「亀・龍・雲」などの彫刻が38か所あります。

「鶴は千年、亀は万年」といわれて、一対のおめでたい生き物とされています。数の上でも 鐘楼 の方がちょっとだけ豪華なつくりになっています。