灯籠 (とうろう)

日光東照宮の石 灯籠

日光東照宮の境内にはあちこちに「灯籠(とうろう)」があります。 灯籠 の数は全部で121もあるそうです。
すべて、当時の諸大名の奉納によるものだそうです。しかも、奉納者の身分によって奉納する灯籠の場所が決まっていたそうです。今でも、そのような事はありますよね。

陽明門に上がる階段の右横の鉄灯籠

伊達政宗はポルトガルから鉄を輸入して作った「南蛮鉄灯籠」

伊達政宗はポルトガルから鉄を輸入して作った「南蛮鉄灯籠」

陽明門に上がる階段に右横にある鉄製の灯籠は「伊達政宗」が奉納したものです。「南蛮鉄灯篭」と呼ばれています。
伊達政宗は戦国時代最後の武将という感じの人物ですが、徳川の時代になってしまっては伊達家を守ることに専念したのでしょう。伊達家は外様大名の中でも将軍家降嫁のある特別扱いされています。

回転灯篭と釣灯篭

オランダから奉納された回転灯籠。

オランダから奉納された回転灯籠。

陽明門のすぐ前には回転灯篭があります。こちらはオランダから奉納されたものです。オランダからの奉納だったせいか、葵の紋が逆さになっています。戦国時代が終わっていてよかったという感じです。豊臣秀頼は、京都の方広寺に釣鐘を奉納した時に「国家安康」の文字を刻んだら、「家康」を呪っている難癖をつけられて「大阪夏の陣」が始まりました。オランダからの回転灯籠は葵の紋が逆さになっているにも関わらず、無事に受け取ってもらっています。
回転灯篭のそばには八角形の建物の中に「釣灯籠」があります。

黒田長政夫人、奉納の 石灯籠

左側、二つの石灯籠が黒田長政夫人、栄姫奉納の石灯籠。

左側、二つの石灯籠が黒田長政夫人、栄姫奉納の石灯籠。

上神庫の前に黒田長政夫人が奉納した石灯籠があります。黒田長政は2014年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」のお子さんです。東照宮の石鳥居の奉納した時と同じときに奉納したそうです。ご婦人で 石灯籠 を奉納した方は他にはいないそうです。黒田長政夫人「栄姫」は黒田家には徳川家康の養女という身分で嫁いでいるので東照宮の 石灯籠 の奉納も許されたのでしょう。

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