影向石

影向石

影向石 (ようごうせき)


「影向石」とは820年に空海がこの地で祈っていたら、美しい女神が現れたというエピソードのある石です。滝尾神社の周辺はこのようなエピソードがたくさんあります。やはり空海が滝尾神社のあたりで修業していた時に、大小の2つの白い玉が現れて、そのうちの一つの為に児玉堂を建設したそうです。

「影向(ようごう)」


「影向(ようごう)」とは神様や仏様が仮の姿になって、人々の前に現れることを言います。ですから、「影向(ようごう)」という名称の神社や影向石という名称の石は全国、あちこちにあります。

「影向寺の影向石」


ちなみに、川崎市宮前区に「影向寺」というお寺があります。そこに「影向石」という石があって、739年に光明皇后が眼病を患ったときに、武蔵の国に、不思議な石があってそこに薬師如来を祀れば皇后の病気は治るといわれてその通りにしたら、確かに眼病が治ったそうです。

滝尾神社の影向石


以前はお寺があったということですが、今ではこのような苔むした小さな祠があるだけです。
以前はお寺があったということですが、今ではこのような苔むした小さな祠があるだけです。


滝尾神社の影向石も空海が女神の姿をした心霊にお会いしたそうです。そこにはお寺も建てられていましたが、現在では苔むした小さな石の祠(ほこら)だけになってしまっています。