湯川

湯川

湯川(ゆかわ)

湯川 は戦場ヶ原の西側を流れています。湯滝から中禅寺湖湖畔、菖蒲が浜まで全長12.4キロあります。竜頭の滝に代表されるようにほとんど勾配のない川です。戦場ヶ原という、関東を代表する湿原の中を走っている川なので、その自然の豊かさは後世につなげていきたい貴重な財産です。

湯川 の出発地点

湯滝
湯川の出発点、湯滝

湯川 の出発地点は湯の湖だそうです。湯の湖は三岳(みつだけ)が噴火した際に湯川が堰き止められてできた湖です。
湯の湖から湯川にそそぐ大きな滝が「湯滝(ゆだき)」です。

湯川で魚釣り

湯の湖や 湯川 は「フライ」という毛針を使って魚をつる「フライ・フィッシング」の発祥の地とも言われています。中禅寺湖畔が外国の避暑地としてにぎわいだした頃、「フライ・フィッシング」も持ち込まれたそうです。奥日光はその地形や気象条件や、宗教的理由などによりかつては魚の住まない川や湖ばかりでした。ですが、長崎のグラバー邸で有名なトーマス・グラバーの企画により、カワマスが持ち込まれたのをきっかけに様々な研究が進み、現在ではカワマスの釣り場として多くの釣り人が毎年、5月1日から9月30日まで「フライ・フィッシング」を楽しんでいます。

湯川 と谷地坊主(やちぼうず)

光徳沼の谷地坊主
こんな風にユーモアいっぱいに植わっているとかわいいかも…

青木橋の少し手前の木道から「谷地坊主(やちぼうず)」を見ることができます。谷地坊主というのは草の塊で湿原を代表するものだそうです。
湿原や沼、川などで水位が上下しても水没しないように植物の生きる知恵から進化したものが「谷地坊主(やち坊主)」だそうです。可愛いという人もいれば、夕暮れ時など、一人で歩いていたら、ちょっとびっくりするかもしれません。
奥日光の谷地坊主は湯川だけでなく、光徳沼にもたくさんあります。

湯川 とバイカモ

バイカモ
光徳沼に咲いているバイカモ。

青木橋から湯川を眺めると、水面の中にバイカモがたくさんあります。バイカモというはキンポウゲ科の水草で、清流中に生息して、初夏から初秋にかけて梅のような白い花が水中で咲いている風景は、花と水がキラキラ光ってとてもきれいです。

湯川沿いのハイキング

自然探究路
戦場ヶ原を湯川沿いに、湿原の自然を観照しながら歩くことができる。

湯川 沿いに「自然探究路」があり、木道が設定されているので、その季節の様々な動植物を観察しながら歩くことができます。湯川沿いに奥日光の代表的な花、ホサキシモツケも群生しています。初夏の柔らかい緑とズミも湯川沿いにあり、緑と白、そして川の水の緑との絶妙な景色が歩いてくる人々の心を癒してくれます。

湯川 の木道

赤沼のスタート地点
赤沼から戦場ヶ原、小田代が原に入っていく道。この先で右に曲がると戦場が原自然探究路。
新しくなった木道
赤沼から右に曲がって戦場ヶ原に入っていくところの木道。2014年夏に行ったら新しくなっていました。

湯滝と赤沼くらいまでは湯川沿いも湿原の中なので木道が設置されています。台風の後など、木道に倒木があって通行できない時もあったりしますが、木道の改良工事もいつも行われているので、ハイキング初心者には歩きやすい道になっています。

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